移動祝祭日(作:ヘミングウェイ)
「もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら。その後の人生をどこですごそうとも、パリはついてくる。パリは移動祝祭日だからだ」ーヘミングウェイ
パリでの作者の生活を綴ったストーリー。
私も1年に1回はパリに行くので、思い出しながら、パリにいる気分で楽しく読んだ。
フランスのパン屋「PAUL」でミルフィーユを食べながら読むと、心はパリに飛んでいる笑
よく「パリ・シンドローム」なんて言って、実際にパリに行ってみたら想像より良くなくてショックを受ける、と耳にするが、私は何度行ってもパリは飽きることないワンダーランドだと思っている。楽しみ方にもよるかもしれない。
パリは観光コースだけでは見つけられない魅力に溢れている。
この本で特に気に入ったのが「シェイクスピア書店」というストーリー。
この本屋、数えきれない程行ったことがことがある!が、ヘミングウェイも立ち寄っていたのは驚きだ。ノートルダム寺院の対岸に有る。(※地図は下記)
1階は本屋になっており、フランス文学はもちろん、英語の書籍や海外書籍も充実している。ハリーポッターにでも出てきそうな雰囲気だ。
2階は本を書けるスペースや、図書館が有る。小学生の時、2階の奥にあるピアノでショパン(といっても簡単なものだが!)を弾いてみんなで楽しんだ思い出がある。
※本を書くスペース↓ ※図書館↓貸し出しもしている。
ちなみに、本を買うと「シェイクスピア書店」で購入した証明として、スタンプを押してもらえるので、お立ち寄りの際は是非「スタンプ押して!」とお願いすると、旅の思い出になるかも!私も「ハムレット」に押してもらった。
※店名に「シェイクスピア」とうたってるだけあって、全店員に英語が通じるのでご安心を!
”その頃は本を買う金にも事欠いていた。本はオデオン通り十二番地でシルヴィア・ビーチの営む書店兼図書室、シェイクスピア書店の貸し出し文庫から借りていたのである。冷たい風の吹き渡る通りに面したその店は、冬には大きなストーヴに火がたかれて、暖かく活気に満ちた場所だった。”-「シェイクスピア書店」より
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