ツバメの読書ブログ

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ドリアン・グレイの肖像(作:オスカー・ワイルド)


オスカー・ワイルド唯一の長編小説。
実は読んだのもう結構前ですが、後を引く作品で今でも鮮明に読んだ当時のショックを思い出せる。
ドリアンの奔放さ、罪深いことを罪と思わずに、自分の感情の赴くままに行ってしまう性格。美青年だから周りからちやほやされるのだろうが、性根は腐りきっている。
その本心が、肖像画に反映されていき、本人は美しいままだが肖像画は...そして、あの有名なエンディング...!
もう、どう考えてもホラーだ。
後味の悪さが(読んでる間もずっとだが!)忘れられない。


ちなみに、作者のオスカー・ワイルドだが、身長191cmもあったらしい。羨ましい限り...

そして、やってはいけないのだろう...だが、我慢できない!笑

後味の悪いオスカーの作品を読んだ後は、ミントシャーベットの様なモンティ・パイソンでお口直しを!

モンティ・パイソン(日本語吹替)/オスカー・ワイルド邸コント